第49話 今日は○○とデート♪
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惷【っ!?/////…幸恵…様?】
「幸恵でいいよ♪
……今日は「様」は付けなくていいから……だから私からもお願い
今日だけでいいから一人の女として見てほしいな//////」
惷【…っ……クスッ、わかった。
では参ろうか…幸恵】
そう言った彼女がとても可愛く思ったのか、惷涯は再び優しい笑みで幸恵を見ると二人はお互いから手を差し伸べ再び並木道を歩き始めた。
「ねぇ?襲欄ってそんなに私に似ていたの?」
惷【…あぁ、…襲欄様は今の幸恵にとても似ている…
笑った顔も、怒った顔も…そして戦っている時の顔も…襲欄様は皆からとても愛されていた。
そう、今の幸恵のように】
「今の私?」
惷【あぁ、あの方の周りには何時だって仲間がいたのだ】
「そっかぁ♪…なんだかそれを聞いて安心したv
もし、前世の私が一人ぼっちだったらどうしようって思っちゃってね
……でも笑って居られたんなら安心した!
前世の私を守ってくれてありがとう♪惷涯v」
幸恵はクルリと惷涯の前に廻り込みニッコリと笑った。
その時ちょっと強めに吹いた風が幸恵の髪をなびかせ、道端に咲いていた花の花びらがフワリと宙を舞うと、惷涯は一瞬目の前に襲欄の姿が見えた。
惷【…っ!!】
『惷涯…いつもありがとう』
惷【…襲…欄…様】
「え?どうかした?」
惷【あ、いや何でもない】
惷涯は心配そうに見つめてくる幸恵の頭をクシャリと撫でて歩きだした。
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