八百鼡が出した爆弾と、八戒が放った気功がぶつかり合って辺りには再び大きな爆発が起きた。


それは先ほどよりも威力が激しく1メートル先すらも見えない状態で砂埃が充満し、視界の遮られた独角児も刀を構えて警戒していた。




独『――っ…何処だ……？』




”ヒュンッ！”



独「パターンなんだよ！！」




砂煙に交じって悟浄は錫杖で攻撃を仕掛けてくると、いつもと同じパターンを見切っていた独角児は向かってきた鎌を受け止めた。





しかし次の瞬間。彼の頭上には隙をついて向かってきた悟空が大きく如意棒を振り下ろして向かってきた。



独「Σっ！！」


紅「っ！！！」






゛ゴッ！！”




…！！？




独「……っ…な……？
――――――紅ォ！！！」





゛ドサァ！”





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