第32話 おかえりの場所
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「ん~~/////よく分からないけど、どうしたの?
悟浄らしくないよ」
彼女を抱きしめる力はより一層強くなり、幸恵もただそれを受け入れることしかできなかった。
浄「姿が見えなくて……本当に不安だった。
……もしかしたらまた………夢…なのかと……」
「悟浄…」
浄「幸恵ちゃんがいなくなってからずっと……夢に毎晩のように……現れるんだ……」
「………私もだよ……」
浄「っ……?」
「私もむこうの世界に帰って…毎日皆の夢を見てた……
……そのたびに沢山泣いたよ…いつかはまた会えると信じていた
……だから今こうして悟浄と抱き合っていられる♪」
浄「幸恵…ちゃん」
「…それに……こんな大きな問題児四人をほっといて私だけ易々と元の世界で生活できるかってのよ!
私は皆を守るって決めたの!」
そして幸恵は二カッと笑い、森の中にいる他三人を飛び出した。
八「気付いてたんですか?」
「あったりまえじゃない♪
………ねぇ皆にお願いがあるの」
今まで持ち前の笑顔を見せていた幸恵の顔が真剣になり、三蔵達も彼女の話しを聴こうとしていた。
空「なんだ?」
「私…皆と比べたらまだまだ弱いし
……足手まといかもしれない
……でも!これからは前以上に強くなるし、皆を絶対に守ってみせる!
だからお願い……もう一度私を仲間にしてください!!!」
幸恵は頭を下げ、空にも響き渡りそうなくらいの声で皆に言った。
そして暫くの間沈黙が続き、幸恵も受け入れてくれないだろうと思ったその時、三蔵が口を開いた。
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