第48話 激闘!見つけた光
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幸恵達のもとに遅れて三蔵と独角児達が駆け付けた。
彼らの視線の先には傷だらけで倒れている悟空と、両手に火影骨を握り締めて火傷を負っている幸恵の姿があった。
それからどのくらいの時間が過ぎたのだろうか、7人の間には重苦しい空気が漂い、表情ひとつ変えない紅孩児を前にして、悟浄は武器を構えた。
浄「…覚悟はできてんだろう独角…本気でやるぜ」
独・鼡「「…っ!」」
それを合図に紅孩児は動き出すと、八戒は気功で彼の攻撃を阻止したが、その衝撃が思ったほど強く腕はビリビリと響いていた。
それから三人は一瞬の隙をついて三方向に分かれ悟浄は錫杖で攻撃を仕掛けると、紅孩児は素早く避け交わした。
『隙がありすぎだ』
゛ザシュっ!!”
紅「っ!」
゛ガウンっ!ガウンっ!”
紅「!!?」
幸恵は悟浄の攻撃を避けた一瞬の隙をついて紅孩児の足を切りつけ、それに応じて三蔵も二発銃弾を放つと一発目の弾が紅孩児の腕を掠めた。
浄「―――こいつ痛覚ってモンがねぇのかよ!?」
八「どうやら止めるには方法は本当にひとつしかない様ですね」
――初めて会った時はただ
弟に似ていると思った
吊り気味の目元とか、赤味がかかった髪とか
無理して気丈に立っているような姿とか――そんなこじつけ染みた共通点だけで
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