第18話 玄武の解放
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”キィン!!”
”ガンっ!!”
銀「今の琴音にしてみりゃ敵かもしれねぇ!
殺そうとしている奴かもしれねぇ!!
だけど俺にとっては…オメェは大切な存在なんだぁ!!」
「っ!…口の減らない奴め!!」
琴音は銀時の木刀を何度も弾き、切り掛かろうとしていた。
お互いの刀が打つかり合う事で勢いよく火花が飛び散り、どちらとも互角の戦いだった。
しかしそのとき、先ほどお城の最上部での爆発から少しして、再び大きな爆発音が響き渡った。
最上部は爆発の所為で崩れ落ち、無数の瓦礫が地上へと降り掛かった。
”ドォオオオオン!!!”
土「オメェ等!!頭上に気をつけろ!!」
最上部の方では爆発の衝撃で煙が充満していたが、徐々に薄らいでくると、その中央に敖炎の姿があった。
炎「クククっ……これで四神刀が揃った……全ての刀を手に入れたぞぉお!!!」
銀「なっ!…敖炎。
初めっから二手に分かれていたってわけか」
炎「あぁ、やはりこの刀は素晴らしい。
貴様等にもこの素晴らしさを教えてやろう」
敖炎は玄武の刃を空に向かって突き上げた。
炎「雷撃…”電光雷轟(デンコウライゴウ)”!!」
”ズダァアアアアン!!!!”
「「「「「グァアアアアアア!!!!!」」」」」
次の瞬間、隊士や兵達の頭上にとてつもなく大きな落雷が起きると、一瞬にして全身が雷にやられてしまい、バタバタと残りの兵も倒れていった。
あまりの力の強さに銀時達の体はその場で止まってしまい、驚きの表情を隠す事が出来ずに居た。
つづく