第16話 交わる刃
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敖閏は土方の腹部目掛けて一気に切り込む作戦だったが、ギリギリの所を鞘で受け止めると、土方は反対の手に持っていた刀で切り掛かった。
予想していなかった攻撃に敖閏は避けるのが遅れると、土方の鋒(キッサキ)が敖閏の頬をかすめた。
土「テメェの攻撃が何度も通用すると思うなよ。
俺たちだって伊達に局長と副長をやってるわけじゃねぇんだよ」
閏「ククッ…そう来ないと面白くねぇだろ」
明「敖閏、あまりこんな所で遊んでいる暇はないんだぞ。
さっさと終わらせるぞ!」
”キィィイン!!”
近「グッ!…さすが国宝なだけあるな」
明「だろ?こんなに素晴らしい刀に切られて死ねるんだから本望だよなぁ!?」
”ガキィン!!”
敖明は朱雀の刃に炎を纏わり付かせ、赤く燃え上がる炎で近藤に切り掛かった。
「俺たちも局長達に続けぇぇええ!!!」
二人の戦っている姿を見て、隊士達も一斉に敖明達目掛けて攻撃を仕掛けに行った。
閏「ったく、雑魚が邪魔してくんじゃねぇよ」
明「テメェ等は地べたで這いつくばってな」
明「烈火、”火災旋風”!!」
”ゴァアア!!!”
閏「まだまだぁ!!
風斬、”鎌鼬”!!」
敖明は炎の竜巻を発生させると、次に敖閏が竜巻の周りに以前近藤達が受けた鎌鼬を回りに纏わり付かせた。
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