第16話 交わる刃
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土「あ…そういや今回玄武の拝殿への移送は中止にしたんだろ?
セキュリティ装置が作動しているんなら、今回拝殿周囲をこんなに警備固めておく必要性は無かったんじゃねぇのか?
こっちよりも神殿側を固めておくべきだろ」
近「いや、今回此処だけの話し神殿にも拝殿にも玄武は置いてないんだよ」
土「…は?じゃあ何処に?」
近「今回は特別に移送先を将軍様のお城の方へと移しているのだ。
闇烏は確実に玄武を狙って此処に来るだろう。
しかし俺たち真選組だってやられっぱなしってわけにもいかないからな!
将軍様のお城なら此処以上の鉄壁の守りとなっているからなぁ!
ガーハッハッハッハッ!!」
近藤はこの作戦が上手くいく事に自信を持ていたため自信あふれる大声で高笑いをしていると、自分たちの背後から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
閏「な~んだ。此処に玄武なねーなら長居しても意味ねぇな」
明「チッ#だから俺は初めっから玄武の反応がこの寺には感じられねぇって言ったじゃねーか!#」
閏「いつまでもネチネチと細けぇこと言ってんじゃねーよ。
オメェは姑か!
だからモテねぇんだよ#」
明「んだとぉ#
モテ度ならテメェより俺の方が勝ってんだよ##」
登場早々に喧嘩を始めてしまった敖明と敖閏のやり取りを見ていた近藤と土方は、暫く呆れた表情を浮かべて見ていたが、いつまでたっても終わらない光景に痺れを切らした。
土「オィィイイ!!テメェ等いつまで俺たちをほったらかして言い合ってんだよ!!#
こっちはテメェ等の喧嘩を黙ってみてる程暇じゃねぇんだよ!!」
閏「んぁ?何?いたの?」
土「~~~##なぁ近藤さん##
アイツ切っても問題ねぇよなぁ?#
まるでどこぞの腐れ天パみたいでイラつくんですけど##」
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