第15話 届かない言葉
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光「なぁ~に?邪魔するなら琴音でも僕は許さないよ?」
「琴音…そこを退いてくだせェ」
「黙れ。
敖光、今回の目的は青龍と玄武を手に入れる事だけよ。
こんなところで無駄な遊びをしている暇はない……そんな暇があるのならさっさと麒麟を手に入れる事を考えたらどう?
それに既に敖閏と敖明は玄武を手に入れて戻っているはず」
光「……ハァ~。
琴音はそう言うなら今日は帰るよ」
琴音の言葉に敖光はガッカリした表情を浮かべ、刀を鞘に収めると、琴音も刀を収めて彼等に背を向けた。
彼等に戦う意志がないと判断した隊士達は、今なら勝てると思い隙をついて一斉攻撃を仕掛けて行った。
沖「Σっ!!バカ!!止めろ!!」
隊士達を止めようと大声で制止を求めたが、走り出した彼等は止まる事無く一斉に切り掛かって行った。
光「……水弾(スイダン)”水滴石穿”(スイテキセキセン)」
”ズダダダダダダダダダダダダ!!!!!!”
「「「「「「グァァアアアア!!!」」」」」」
向かって来る彼等に対して敖光は鞘から刀を引き抜き、刃を空に向かって大きくかざした。
すると隊士達の頭上に小さい水滴が無数に浮かび上がり、敖光が刀を振り下ろすとその水滴はまるで銃弾の様に隊士達の体を貫いていった。
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