第15話 届かない言葉
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琴音が刀を振り下ろしたその時、とっさに新八達を守ろうとして沖田は自分の刀で彼女の攻撃を食い止めた。
しかし、その一振りが思った以上に重かったらしく、ビリビリとした振動が腕に伝わってきた。
「邪魔をするなと言ったはずだ」
”キィン!!”
沖「邪魔も何も、俺ァ警察だから市民を守るのが仕事なもんでねィ
まぁ、コイツ等はそんなもん必要ないと思いやすけど∪
そんな事より…っ……琴音。
一体どうしちまったんでィ∪」
「私はどうもしない。
これが私だ」
刀はギチギチと音をたて、沖田は彼女の力に押されない様に耐えていた。
沖「旦那ァ!!!何ボサッとしてんでさァ!!
俺一人じゃ琴音は止められねぇ!!」
銀「Σっ!」
沖田の声が銀時の耳に届きハッと我に帰ると、銀時は腰から木刀を抜いて沖田の方へ助っ人に向かった。
何で……!
何でこんなに苦しい…!!
琴音は目の前にいる
俺が愛しいと思っている琴音が…
でも…でも今は!!
銀時は木刀を琴音に向かって大きく振り上げた。
すると琴音は銀時に視線を向けると、彼に向かって小さく言葉を発した。
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