第14話 新たな覚醒
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
明「お前はどれだけの力を持っているんだ?」
「…?」
明「俺たちは敖炎様に仕える身だ……力が無ければただの足手まとい」
「へぇ…貴方は私を足手まといだと決めつけているんだ?
でも勝手な憶測で決めつけないでほしいわね」
明「ここでは力が全てだ」
「ま、今はそう思われても仕方ないわね……でも…私を見くびらないことね。
私がその気になれば、アンタの腕の一本を切り落とす事なんて何も問題じゃないわ
分かったらさっさと出て行って。
着替えられないから」
琴音は敖明に出て行くように扉を指差すと、敖明は小さく笑みを浮かべて部屋から出て行った。
十分後、彼等と同様に上下黒の服に紫のロングコートを身に纏った琴音が広間へと姿を現した。
そこには既に四人の姿と闇烏の部下達が揃っており、琴音は彼等のいる所まで足を運んだ。
炎「似合っているぞ琴音」
「お世辞などどうでもいい…さっさと本題を話してもらえる?」
明「敖炎様になんて言葉を!?」
炎「かまわん敖明
話しを進める……今我らの手元には四神刀の朱雀と白虎の二本を手に入れる事が出来た。
残る刀は青龍と玄武、それと神刀の麒麟だ。
青龍と玄武は朱雀と白虎の力を持ってすれば、手に入れる事等容易いが、未だに麒麟の在処を見つけ出すことができん。
一刻も早く麒麟の封印を解き、この世界を我らのものとする」
「フフフ……アンタ達は勉強をし直した方が良いわね」
敖炎の言葉を遮って琴音は薄らと笑みを浮かべると、彼女の発言に敖炎と他の三人は視線を彼女に向けた。
.