第14話 新たな覚醒
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光「カプセルに入って3日が過ぎたね。そろそろ目を覚ます頃なんじゃない?」
閏「琴音ちゃんが目を覚ましたら、残りの刀も取りに行かねーとな」
明「その前に彼女自身、副作用が出なければ良いがな。
今は安定してても、後々どうなるかわからねぇ」
炎「それなら問題は無い。
今回の件に関しての実験は全て成功してある」
”ピッ…ピッ…ピッ”
実験室と思われる部屋には無数の医療機器が設置され、心電図モニターの機会音が響き渡り、薄暗い部屋の中央には大きなカプセルに入って眠っている琴音の姿があった。
酸素マスクを口元に当てられ、腕には点滴の管が通り、手足は固定されていた。
炎「彼女の容態はどうだ?」
「はっ!ただいま順調であります。
心拍数、脈拍に以上はありません」
炎「そうか
ならば、そろそろ琴音さんを起こして上げても良いだろう」
医師はカプセルのスイッチをオフにしてき蓋を開けると、プシュー!!っと大きな音を立てて中から蒸気が噴出し、先ほどまで繋がれていた点滴の管も取り除かれた。
そして暫くすると、先ほどまで眠っていた琴音の瞼が徐々に開かれた。
炎「目が覚めたみたいだな」
「……敖…炎?」
炎「フッ…記憶の入れ替えも問題ないようだな」
琴音は意識の定まらない中、体をゆっくりと起こそうとすると急に目眩を起こし、敖炎が彼女の体を支えた。
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