第2話 依頼の理由
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仕事の依頼の件で真選組に呼び出された万事屋の四人は、彼等から今回の依頼内容を聞く事にした。
いつもなら電話で簡単に済ませる程度なのだが、他言無用の内容の為、彼等も詳しい事は銀時達に話さなかった。
銀「…で?
電話で言ってた『国宝が盗まれた』って何なわけ?
俺たちを呼び出したって事はそれなりに困ってるってことだよな?」
近「あぁ、国宝が盗まれたというのはそのままの意味だ。
だがその国宝もただの仏像とか、何処ぞのジジィが集めた骨董品というわけじゃない。」
銀「じゃー何だってんだよ」
近「……『四神刀(シシントウ)』という刀を聞いた事はあるか?」
銀「んぁ?シシトウ?
あの辛いやつ?」
土「いやそれはシシトウガラシのことじゃねーかぁ!!
俺達が言ってんのは四神刀だよ四神刀!!」
銀「…うるせーなー。
いちいちツッコンでこなくてもわかってるよ。」
土「いや、絶対今のはマジだっただろ#」
銀「まぁどちらにせよそんな刀は聞いた事ねーな。
盗まれたのがそいつってことか?」
近「あぁ、四神刀はここかぶき町の東西南北にある四箇所の寺に奉られている刀でな。
北の玄黒寺(ゲンコクジ)に玄武、東の青東寺(セイトウジ)に青龍、南の紅南寺(コウナンジ)に朱雀、西の白西寺(ハクセイジ)に白虎。
その四つの刀が国宝とされているのだ。
しかし此処最近警視庁の方で何者かの手によって盗まれたと報告がは入ったんだ。」
「近藤さん、その刀は四本とも盗まれたんですか?」
近「いや、盗まれたのは白西寺の白虎だけだ。
でも俺はこの窃盗事件は、まだ起こりそうな予感がしてならないんだよ」
銀「まぁ、あれだな極度のコレクターオタクなら、そんな貴重な刀を一本盗むより、後三本盗んで全て揃えたいって思うわな。」
新「でもずっと疑問に思ってたんですが、そんな重大な事件なら本来は警察である貴方達の仕事なのに、何で僕たちに依頼をしてしたんですか?」
近藤達から盗まれた国宝の事に付いて、一通り説明を聞いた後、先ほどからずっと依頼の件で疑問に思っていた事を新八は聞いた。
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