閏「こっちの任務完了だ。
さっさと船に戻るぞ」



明「それなりに速かったじゃねーか」



閏「へっ…こんなもん難しくも何ともねーよ」



光「じゃ第一ミッションはクリアってことで帰ろっか♪」




三人は今回の任務である朱雀の解放と琴音の確保の任務を負え、帰ろうとしたその時…。




銀「待ちやがれ！！琴音を……琴音をどうするつもりだ！！？」




閏「安心しろ。殺したりはしねーよ
こいつは今後闇烏……俺たちの仲間として迎え入れる事になったからなぁ。」




土「なっ…なんだと」




閏「これは我らが主、敖炎様の命令だ」






銀「ふざけんじゃねぇぇええ！！！！＃＃」




銀時は傷ついた体でもおかまい無しに、木刀を握りしめて敖閏に切り掛かろうとした。




しかし……





閏「遅ぇよ……風斬（フウザン）”鎌鼬”（カマイタチ）」




”ザシュ！”



”ザシュ！！”



”ザシュ！！”





銀・近・土・沖「「「「グァアアア！！！」」」」



無数の風のが四人の体を包み込むと、その風はまるで鎌の様に彼等の体を斬りつけていき、それを見ていた新八と神楽は彼等の攻撃に太刀打ちする事が出来ずにいた。





明「残念だったな。
テメェ等がどんなに手を伸ばそうとも、もうその手は届く事なんかねぇんだよ。

そこで残りわずかな命を永らえてるがいい」










……くそっ…。





クソっ……どうして





どうしてこんな時に






俺の体は動かねぇんだ








…………琴音














END