第11話 伸ばした手は届かなかった。
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新「銀さん!!」
銀「カハッ!……ハァっ…ハァっ…」
敖明の攻撃をまともに受けてしまった銀時は勢い良く吹っ飛ばされると、彼等の背後にあった寺の壁に打ち当たり、辺りには砂煙が立ちこめていた。
衝撃も強かったせいか銀時は額と口から血を流し、そんな彼の姿に驚いた新八と神楽は、急いで彼の元へと駆け寄った。
神「銀ちゃん!!」
新「銀さん!!大丈夫ですか!!?」
銀「クッ…オメェ等は…さがってろ」
明「弱いな白夜叉。
この十年で腕が鈍っちまったんじゃねーのか?」
銀「へっ…バカ言ってんじゃねーぞコノヤロー。
テメェ一人に本気なんか出せるか」
光「敖明、そいつまだ生きてるじゃん。
まだ殺してなかったの?」
明「そう言う敖光こそ、そいつ等殺してなかったのかよ」
光「これから殺ろうと思ってたんだよ!
でも僕はまだ青龍を手に入れてないから、普通の刀なんだもん。
なんかやる気でないんだよね~」
敖光は敖明の言われた事にイラっとし、鞘から刀を引き抜くと土方達の方に視線を送った。
キラリと不気味に光る刀に、土方達はいつ攻撃して来るか分からない敖光に警戒していると、目にも留まらぬ速さで切り掛かってきた。
近「何っ!!」
”ガキィイン!!!”
土・沖「「Σ近藤さん!!」」
光「あはは♪僕の一撃を止めるなんて……さすが真選組局長の近藤勲だ」
敖光の一撃を、近藤はとっさに刀で受け止めると、お互いの刀同士がぶつかり合い、激しい火花が飛び散っていた。
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