第10話 その真実を
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
閏「どうかした?」
「え?…あ、ごめんなさい。
それよりも資料の制作があるんですよね?
何をお手伝いすればいいですか?」
閏「今回の四神刀についての資料制作なんだ。」
「…え」
閏「まぁ、こんな所で立ち話もなんだから、中に入って」
閏は琴音は部屋に入れると、部屋に備え付けられている急須にお茶を入れた。
閏「今回の国宝の事をもう少し詳しく知っておいた方が良いと思ってね。
それに俺も何か少しでもその国宝の事について知る事が出来たらってね」
「閏さんは勉強熱心なんですね」
閏「まぁね、その中でも特に……神刀麒麟の在処をね」
「っ!」
閏「知ってるかい?
この町にはね古来より封印されている刀【四神刀】のほかに、最大の力を持つとされている神刀【麒麟】があるんだ
神の刀として奉られているはずなのに、麒麟だけの在処が分からないのは何でだと思う?
それは麒麟は封印から解いてはいけない刀だからだよ」
「それは…何で?」
閏「神刀なんて名前はまるで神聖な感じはするけど、麒麟は違う……麒麟は破壊の刀なんだ。
言い伝えでは刀一振りで山が一つ消し飛ぶとも言われているらしくてね」
「へ~……閏さんもその事についてはお詳しいんですね?」
閏「俺も色々興味があってね。
君も…その事について調べていたんだろ?」
「Σ!」
閏は彼女の背後から耳元で囁くと、一瞬寒気を感じた琴音は、バッと閏から体を引き離し距離を取った。
.