第10話 その真実を
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次の日、万事屋に一本の電話が入って来た。
今日は紅南寺に行く事になっていたので、皆準備をしている最中で、少しバタバタしていた。
そんな中、新八が代わりに受話器をとると、電話の向こうから聞いた事の無い人の声が聞こえてきた。
新「はい、万事屋ですけど。
どちら様ですか?」
【えっと俺、真選組の閏ですけど、琴音ちゃんいますか?】
新「え?琴音さんですか?
はい、少々お待ち下さい。」
「新八くん、私に?」
新「はい、真選組の閏って人からですけど。
もしかして、昨日琴音さんが言ってた」
「うん、新しく入った人だよ。
どうかしたのかなぁ?」
琴音は新八から受話器を受け取り電話にでた。
「もしもし、琴音ですけど」
閏【あ、琴音ちゃん?
おはよ♪今日、時間有るかな?
副長に頼まれた資料を今日中に提出しろって言われてしまってね∪
俺一人じゃ出来ないから、琴音ちゃん手伝ってくれないかな?】
「今日ですか?」
どうしよう。
今日は銀ちゃん達と紅南寺に行く事になってたんだけど…
でもトシさんから頼まれた資料って…かなり大事なものだよね?
銀ちゃん達なら私がいなくても、調査はしてくれるよね。
「分かりました。
後で屯所に来ますね」
閏【本当か!?
マジ助かるよ!じゃあ屯所で待ってるから♪】
受話器の向こうからは喜んでいる閏の声が聞こえ、電話が切れると、琴音も「仕方ないか」と思いつつ準備を進めた。
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