第8話 疑いの眼
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新「そうでしたね。
それに民間人は前日にならないと知らされないんですよね。」
「でも、今回神殿から拝殿に移動になった事によって、何者かに盗まれた。
銀ちゃんは、真選組の中にも犯人がいるかもしれないって言ってたよね?」
銀「あぁ…そういや~そんな事も言ってたな」
「疑うのは良くない事かもしれないけど……私もそうなんじゃないかって思ってるんだ。
今まで四神刀は東西南北のお寺によって厳重に守られてきた。
そして今回初めて拝殿にお披露目される事になった。
でも、警察関係者しかこの事は分からず、しかも真選組の警備があったにも関わらず刀は盗まれた。」
銀「でもそれは腕っ節のいい盗人なら簡単な事なんじゃねーの?」
「簡単な事なら他のお寺の刀も盗めるはずでしょ?
でもそれは出来なかった。
折角違和感無く紛れ込んだのに、警備以外の日に手を出せば一発で犯人が分かってしまうから。」
新「犯人はやっぱり真選組に紛れ込んでたって事ですか!?」
「まだはっきりとは言えないんだけどね。
それと今日ね、屯所に行ったら最近新しく3人の人が入隊してたの。
名前は光、閏、明っていうんだけど。
考え過ぎかもしれないけど、この四神刀の移動の件と彼等の入隊って何か裏があるような気がして……。
一応、近藤さんから刀が盗まれた日に警備してた人と、明日警備をする人を教えてもらったの。
そしたらその三人が関わってたんだ。」
銀時は彼女の話しを聞いて、開いていた本をパタンと閉じた。
銀「明日だったよな?紅南寺から朱雀が出されるのは」
「うん」
銀「じゃあ俺たちも明日行ってみようぜ。
もしかしたら何か分かるかもしれないしな」
つづく