第7話 四神刀の歴史
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「私は大丈夫ですよ近藤さん。
それより近藤さんは大丈夫でしたか?
すみません、私が廊下を走ったばっかりに…。」
近「俺は丈夫だから怪我なんてしてないよ!」
近藤は廊下に落ちていた資料を拾い、琴音を立たせた。
近「琴音ちゃんの戻りが遅かったからちょっと心配になって様子を見に行こうと思ったんだ。
でも資料あったみたいだね」
「遅くなってごめんなさい。
探すのにちょっと手間取っちゃって∪」
近「あそこは無駄に資料が多いからなぁ。
いつか整理をしようと思って、すぐ忘れてしまうんだよ」
「あの、少し時間ってありますか?
近藤さんにお聞きしたい事があって」
近「あぁ、かまわないよ」
近藤は琴音から資料を受けとり、そのまま自分の部屋に彼女を招き入れた。
近「で?琴音ちゃんは俺に何を聞いたいんだい?」
「えっと…その事なんですけど」
近「Σっ!!も、もしかして!
ま、前にも言ったけど俺はお妙さん一筋というか、琴音ちゃんの事も好きであって!!/////
だから琴音ちゃんが俺の事好きだと言ってくれるならお妙さんじゃなく琴音ちゃんの事を/////」
近藤は琴音が自分に、告白をしようとしているんじゃないかと思い顔を赤らめていた。
「近藤さん、そんな話しじゃなくてですね∪
…私が聞きたい事は国宝の事と、今度の警備の件で…」
近「…え?」
「私分からないんですが、国宝はなぜ真選組が警備している白西寺だけだったんでしょうか?
しかも拝殿に持ってこられたときにはすでに盗まれていた。
真選組の警備が万全なら、盗む事は難しいですよね?」
近「それはトシも言ってたが、そのときは神殿のセキュリティーは一旦遮断するからじゃないかな?
もし上手の窃盗団なら、警察の眼を盗んで作業をこなして行く事は簡単なんだろう」
「最初に盗まれたときって近藤さんとトシさんと総悟以外誰が護衛をしてたんですか?」
近「たしかその日は俺達の他に2番隊と…あぁ、閏と明も一緒だったな」
「そうですか……あ、最後にトシさんから明日、紅南寺の朱雀を拝殿に移動する警備があるって聞きました。
明日その警備に向かう方達が誰なのか教えてくれませんか?」
近「明日は確か、俺とトシ、総悟、山崎、光、明と一番隊の隊士達と行く事になっているが…それがどうかしたかい?」
「あ、いえ!教えてくださってありがとうございます。」
琴音はニッコリと微笑むと、近藤の部屋から出て行った。
つづく