第6話 真選組のニューフェイス
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沖田は自分の腰から刀を引き抜くと、その刃先を光の首元に当てた。
光「クク…さすが沖田隊長。
部下にも刀を突きつけるなんて……中々のサドっぷりですねv」
光は琴音の手を離すと、それを見た沖田も刀を鞘に納めた。
光「驚かせてごめんね琴音ちゃん♪
じゃ僕たちは仕事に戻りますので!」
光は明を連れてその場を後にした。
彼らのいなくなったその場には少しばかりの沈黙が流れ、琴音も二人の背中を目で追った。
あの二人……なんだか私達と違った空気を感じる。
「あ、トシさん」
土「何だ?」
「昨日の国宝の件なんだけど何か分かった事ってある?」
土「いや、一応昨日隊士達には今回の件に関して報告はしてある。
山崎にも調べておく様に伝えているが、その事に関して何も情報はつかめてねぇ」
「そっかぁ…次に四神刀を運び出すのっていつになる?」
土「今の所明日、紅南寺の朱雀を拝殿に移す様にはなっているが」
「わかった。
明日土方さん達がいないなら、休んでもいいかな?
私も四神刀の事で調べておきたいし」
土「まぁ、明日は一日屯所にはいねぇから問題はない
近藤さんには俺から言っておく」
「ありがとうトシさん♪」
沖「じゃあ俺も明日は琴音と一緒に「テメェも明日は行くんだよ!!#」
その後琴音は土方達と別れて、女中の仕事に取りかかった。
前にもバイトで女中の仕事をしていたため手際はよく、午前中の仕事を難なくこなしていき、琴音は掃除道具をもって道場へとやって来た。
「此処の掃除が終わったら、次はお昼ご飯の準備をしないと。
今日は何にしようかなぁ?
………え?」
お昼の事を考えつつ琴音は道場の中に入ってくると、縁側付近で横になっている一人の男性を見つけた。
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