第6話 真選組のニューフェイス
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次の日の朝、土方は自室で山崎からの報告書に目を通していると、部屋の外から声をかけられた。
「土方副長、宜しいですか?」
土「あぁ、入れ」
土方の許可が出ると部屋の障子はゆっくりと開かれ、そこには深紅の髪色で土方の様な雰囲気を漂わせる青年が入って来た。
土「テメェーは最近隊に入って来た明(テル)じゃねーか。
光(コウ)と閏(ジュン)と道場で稽古してたんじゃなかったのか?」
明「稽古は先ほど終わりました。
光は沖田隊長の所で、閏は………知りません。」
数日前、真選組に三人の若い青年が入隊して来た。
一人は明、年齢は土方と同い年でキリッとした目が土方に似ており、髪も深紅で隊の中では目立っていた。
もう一人は光、年齢は沖田と同い年でハニーフェイスが沖田に似ており、紺色の髪を後ろに編み込んでいた。
そしてもう一人は閏、年齢は銀時と同い年でやる気の無い様な目をしており、白髪の髪色はどことなく銀時に似ているところから、土方は彼をあまり好きにはなれなかった。
土「そうか。
で?どうかしかた?」
明「お忙しい所申し訳御座いません。
一番隊の沖田隊長から副長にと書類を渡されまして、お持ち致しました。」
土「総悟が真面目に書類なんざ珍しいな…………って真っ白じゃねーか!」
明は土方に数枚の書類を渡しそれを受け取ったが、書類は何も書かれてない真っ白な状態だった。
明「はい、それと沖田隊長からの伝言です
『俺の手は筆を握る為のもんではなく、琴音の手を握ったり体に触れたりする為だけにあるんでさァ。
書類はテメーがかけよ土方コノヤロー』っとの事です」
土「ぁああんのガキィィイ!!####
明!!総悟は何処だァアア!!?##」
明「沖田隊長なら中庭で光(コウ)と、どっちがドSにふさわしいか対決してますよ」
土「ふざけんじゃねぇぇえ!!!
そぉぉごぉぉおお!!!!###」
土方はこめかみに血管を浮き立だし、グシャッと書類を握りしめて、総悟達のいる中庭に走っていった。
そして一人残された明は…
明「………琴音って誰だ?」
聞いた事も無い名前に疑問を抱いていた。
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