第5話 攘夷戦争時代 後編
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刀がぶつかり合う音が暫く続き、桂、高杉、坂本も彼等の力に押され体力的にも限界が近づいていた。
体の至る所から血が流れ、足下はフラフラになりつつあった。
銀「ハァッ…ハァっ……神ってのは嘘じゃねーってことだな」
炎「……我らが強い訳じゃない。
貴様等が赤子の様に弱いだけ……ただそれだけの事。
どんなに意気がって足掻いても、己の力に己自身がついてゆけぬならそれもまた無と同じ事だ」
銀「フッその割にはテメェも息があがってるじゃねーか。………上等だ…ハァ…自分の力について行けねーなら、俺はその分足掻きまくってやるよ!
だがな、テメェ等神ってのも今のままじゃ力すらねーんだろ?
その四神刀の力に頼らねーといけねぇぐらい弱いなら、今こうやって足掻きまくっている俺たちの方が格段に強ぇってわけだぁあああああ!!!!!」
炎「馬鹿の一つ覚えか?
正面から突っ込んで来るとわ」
銀「ニィ…甘ぇよ」
炎「何っ!?」
”バサァ!!”
”ザシュ!!”
炎「グァア!!」
銀時は正面から向かって来ると見せかけ、寸前の所で敖炎の顔目掛けて手に握っていた砂をかけた。
敖炎も銀時の戦いからして、そのまま切りにかかって来ると思っていたが、顔面に砂をかけられるという事は予想していなかった。
そして銀時は一瞬眼を閉じた敖炎の隙をついて刀を突き刺すと、その刃先は敖炎の左目を貫いた。
「「「Σ敖炎様!!!」」」
炎「グッ……ハァっ…ハァっ…よ、よくも私の眼を……クッ!」
銀「力や武器を頼る前に…ハァっ…敵の戦略を予測し…ハァ…把握するこった」
明「貴様!!よくも!!「敖明!……止めておけ」
明「しかし!!」
炎「ククク……白夜叉よ。
久々に本気で殺したいと思う奴に巡り会えた。
私にこのような傷を負わせたのは貴様が初めてだ。
今回の所は引いておこう。
だが次会う時は四神刀を手に入れ、貴様等地球人を皆殺しにしてやろう」
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