第24話 愛すべき者の死
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新「銀さん!とうとう勝ったんですね!」
銀「あぁ……勝ったさ…長い戦いがやっと終わった…。
でも……っ…琴音がいねぇのに…勝っても意味ねぇだろ!!!」
銀時は瞳を閉じている琴音の元に歩み寄ると、動かない彼女の体をギュッと抱きしめた。
銀「目を開けてくれ……もう一度笑って名前を呼んでくれよ……琴音!!!」
近「……万事屋
…………ん?…何だこの光は」
そこにいた皆が悲しみに包まれている中、突如彼等の周りに黒、青、赤、白、黄、紫の六つの光の球があらわれた。
銀「…これは…」
【我ら四神刀、神刀、魔除刀。
それぞれの命をこの娘に与えよう】
六つの光の球から淡いピンクの光が琴音に注がれると、彼女の体をその光が包み込んだ。
ピンクの光は琴音の腹部の傷を治していくと、先ほどまで蒼くなっていた顔は健康的な赤みを帯びた色へと変わり、止まっていた呼吸もゆっくり活動を再開した。
神「琴音が息しているアル!!」
銀「Σっ!!」
【白夜叉よ…面倒をかけたな。
時代が変われども、まだまだこの世も捨てたもんじゃない
我らも再びこの先を見てみたくなったわ
これからも主に新たな時代を切り開いていこうぞ】
それを言い残すと麒麟達は空高く舞い上がるとそれぞれが封印されていた場所へと帰っていった。
空には先ほどと打って変わって綺麗な青空が雲の切れ間から顔を出していた。
「…………んっ……」
銀「はっ!…琴音!?」
「…銀ちゃ…ん?」
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