第23話 我らが望む先に
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「「「「「「「ぅぉおおおおおお!!!」」」」」」」
”キィンっ!!”
”ザンッ!!”
”ガキィン!!”
七人は敖炎目掛けて走り出すと、前方からやってきた兵達を次々に切り倒していった。
どんなに束になってかかってこようと、銀時達は近藤達と協力して刀を振るい、全身からあふれ出る闘争心を思いっきり打つけた。
「奴等を敖炎様に近づけさせるなぁ!!!」
銀「邪魔だぁあああ!!!!」
”キィンっ!!”
「ぐぁああ!!」
”バシュゥ!!”
「ガァアア!!!」
刀を一振りする度に辺りには赤い血しぶきが飛び散り、彼等七人の通った後にはただの肉片となった敵の体が地に落ちていた。
琴音の体を借りていた麒麟は、彼等の戦う姿を見て彼女が必死になって護ろうとしているものが何か理解する事が出来た。
【私はまた皆とこのかぶき町で笑って過ごしたいの。
その為に戦いたいから】
この娘は手の届く所に世界を変える力があっても、決してそれを望もうとはしなかった。
人間の考える事はよくわからぬ
…しかし、此処まで必死になって刀を振るうこ奴等は
真に己の仲間を、誇りを、場所を、絆を護ろうとしておるのだな。
我も幾つもの時代をまたぎ、数々のものを見て感じてきた…。
だが時代も変わったものだな…
つづく