第23話 我らが望む先に
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「落ち着け。
其方達が刀を向けているこの娘は、既に闇から解放されておる。
今は我の力によって、この様な姿になっておるだけだ」
近「力によってだと?
ならば今貴様は誰だ」
「我が名は麒麟…奴等の手によって解放された神刀である」
土「あの時の刀だと!?」
沖「その話しが本当だとしたら、何で琴音の姿で戦ってるんでィ
琴音が怪我でもしたらどうするつもりだ」
「これはこの娘が望んだ事だ。
それに対して我がどうこうする権利等無い
…それに今は無駄口叩いている暇など無い筈だ」
琴音は防護壁を取ると、刀を握りしめて敖閏たちの方へと向きなおった。
閏「まさか琴音ちゃんの仕業だったとはね~」
光「麒麟相手じゃちょっとキツいかな」
明「グズグズしている時間はない。
一気に片付けるぞ」
敖明達は地面を蹴り上げると、再び彼等目掛けて攻撃を開始してきた。
それを見た土方達も攻撃に備えて刀を構えていると、琴音は小さく不敵な笑みを浮かべ、刀の切っ先を敖閏達に向けた。
近「おい!何をしようとしている!!?
奴等の攻撃が!!」
「案ずるな。
この娘の願いは此処にいる皆を護る事らしいからな」
土「…っ…なんだと」
「娘との契約は守る
何があろうとな」
閏「くたばりやがれぇぇええ!!!!」
「バカが…我に勝てると思うなよ
”無影姿光”(むえいしこう)!!」
琴音がそう唱えると、先ほどの切っ先から眩しすぎる程の光が敖明達を一瞬にして包み込んだ。
.