第22話 私が決めた思い想い
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銀「琴音!?大丈夫か!?」
先ほどまで琴音を包み込んでた光は消え、そこで佇んでいる彼女に声をかけると、銀時の言葉に反応した琴音はゆっくりと目を開けた。
銀「っ…お前…その目
…いや、…琴音じゃないな?」
銀時は彼女の瞳を見て少し驚いた表情を浮かべていた。
ゆっくりと開かれた琴音の瞳と髪色は黒から黄色に変わっていた。
「察しがいいな小僧
我が名は麒麟……娘の強い願いにより我の力を貸す事になった。
案ずるな、我がいる限り四神等なんぞに負けはせぬ。」
銀「琴音は無事なんだろうな?」
「我を誰だと思っておる
娘の意思も胸の中ではっきりしておる…心配はいらん
共に戦う事を決めたのはこの娘だ。
我の主である以上は命に従うのみ。
貴様とどういった関係であろうと、娘の意思に背く事は出来ん」
琴音はいつも以上に強い眼差しで銀時を見つめると、不安や恐怖といったものが彼女自身から感じ取れず、それを見た銀時は少し安心した表情を浮かべると、クシャッと琴音の頭を撫でた。
「Σな、何をするか!!」
銀「はぁ~、俺って琴音ちゃんに対してはつくづく甘ぇな。
イチゴパフェに練乳と宇治金時をダブルでトッピングしたぐれぇ甘ぇよ。
そんな顔されちゃ、いつもみてぇに「駄目だ」なんて言えるわけねーだろ。
だったら琴音は琴音が納得する様な戦いをさせるしかねーだろ。」
「…フン、貴様が心配する様な事でもない
それとその豼貅はちゃんと持っておけ
私以上に役に立つからな」
銀「はいはい、わーったよ!
行くぞぉお!!!」
琴音は神刀麒麟を握りしめ、銀時と一緒に敵に向かって走り出した。
「白夜叉だぁ!!奴を殺せぇ!!!」
「させるか!」
”ザシュ!!”
”ザンッ!!”
「ぐあぁああ!!!」
「がぁああ!!!」
銀時達の姿を見つけた兵達も二人に向かって攻撃を仕掛けると、琴音は麒麟のおかげで体力と反射神経、剣術が優れており一瞬にして敵を殲滅していった。
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