第21話 光は再び戻る
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「っ……なぜだ」
【今の琴音にしてみりゃ敵かもしれねぇ!
殺そうとしている奴かもしれねぇ!!
だけど俺にとっては…オメェは大切な存在なんだぁ!!】
「…なぜ…そんなに」
【何でだ!!何で俺たちが戦わねーと行けねぇ!!?
今すぐ戻ってこいよ!!俺の所に戻ってこいよ!!】
「何故そんなに私に構う!!?
私と貴様は敵だ!!ただそれだけの事!!」
”ガキィン”
銀「それだけじゃねぇんだ!
俺たちに取って………俺にとって琴音は大切な存在!!
いや、それ以上に愛しい存在なんだ。
琴音を護る為なら何度だってこの手を赤く染めるさ。
何度だってこの手を差し伸べるさ!!」
なぜコイツはこんな顔をするんだ…!!
なぜこんなに必死になっている…!!
なぜ…こんなにも
涙が止まらないんだ
銀「こ、琴音…?」
彼女の瞳からは何故かポロポロと涙が頬を伝って落ち、それが涙と気づくと止めどなく流れ出した。
彼女自身その涙がどういう意味なのかすら理解する事が出来なかったが、胸の奥からこみ上げてくる温かなものを感じると、彼女の中である光景が頭をよぎった。
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