第19話 もう一つの刀
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
明「まさか…本当に存在していたとわ」
炎「これこそまさに我らが求めていた物だ!
…さぁ琴音その刀を手にするんだ」
「……っ」
琴音は池に近づき、煌煌と輝く麒麟の前まで来ると、その美しさに彼女自身魅了されていた。
これが…麒麟
この力さえあれば…私は全てを支配できる。
敖炎の為に……
「…神刀、麒麟よ。
私が新たな主だ……これより先、私の為に力を捧げよ」
ゆっくりと手を伸ばすと、先ほどまで光っていいた黄色い光は強さを増し、彼女の問いかけに反応するかの様に琴音の元へとやってきた。
そして麒麟を手にすると先ほどまで輝いていた光は消え、ズシリとした刀の重さの感覚が琴音の手に伝わってきた。
「ふ……フフフ……これが麒麟。
力が手に伝わってくる」
炎「琴音、麒麟の力を皆に見せてやるといい」
琴音は麒麟の柄を両手で握り、大きく空に向かって高らかとあげるとそのまま勢いよく地面に刀を突き刺した。
”ドスっ!!”
「天災地変!!」
その時だった。
先ほど敖光達が街に放った竜巻や雨、雷の威力がどんどん増して行き、まるでそれらは意志を持っているかの様に街の人々に襲いかかっていった。
新「銀さん!!このままじゃかぶき町が!!」
「フフフ…白夜叉。
貴様ならどうする?私達を止めるか、もしくは一般市民を助けるか」
琴音は不敵な笑みを浮かべ銀時に問うと、そんな彼も小さく笑みを浮かべた。
.