14話 鬼ではなくストーカーです
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
妙「えっと…何で此処に土方さんが?∪」
土「あぁ?
何でって、そりゃ名無しを危険から護る為に決まって
てんじゃねぇか
それよりも名無し!!
おめぇストーカー被害に遭ってんのか!!?」
”ギュ”
土「くそぉお!!
俺の名無しに付き纏うなんざ許さねぇ!!#」
土方は目の前にいる名無しの小さな体を全身で包み込んだ。
「……#
だぁああああ!!!毎度毎度抱きついて来ないでください!#
それにそのストーカーは副長の事なんですよぉおおお!!!#」
名無しは土方の体から離れると、彼に向かって勢いよく拳を振り上げた。
しかし、虚しくも名無しの拳は土方に当たらず、彼は涼しい顔をして軽々と彼女の攻撃を避けていた。
「ハァッ…ハァッ…ハァッ∪
ま、また一発も当たらなかった∪」
土「名無し、そんなに恥ずかしがる事はねぇよ」
「別に恥ずかしがっても無いわよ!!#
お妙ちゃん!あのゴリラと一緒にこの変態マヨラもどうにかしてぇえ!!∪」
妙「えっと∪
どうにかって言っても、土方さんと名無しちゃんは付き合ってるんじゃないの?」
「付き合ってないから!!∪
っていうか一方的に付き纏われているだけだから!!」
土「名無し、俺は付き纏ってんじゃねぇ。
世の中の危険から名無しを護ってるだけだ」
「その世の中の危険が今私の目の前にいるんですよ#」
土「フッ、その照れ隠しも俺からしたら、ただの惚れ薬だぜ」
「「………∪」」
妙「名無しちゃん…この人やっぱり気持ち悪いわね∪」
「これが毎日続くと本当に頭がどうかなりそうだよ
まだ総悟や銀ちゃんのドSの方が可愛いって思えちゃうからね∪」
土「名無し!!
あいつ等は絶対に駄目だ!!
あのドSコンビは名無しに悪影響しか与えねぇ!!」
「うん、副長も十分私に悪影響を与えていますけどね」
名無しの口からは溜め息しか出てこず、この男をどうしたものかとお妙に相談したが、近藤とまた違った種類のストーカーだったので、お妙も彼に対してどう対応すればいいのか分からなかった。
「じゃあお妙ちゃん、私そろそろ帰るね」
妙「えぇ、また遊びに来てね!
あ、それとそこにいるゴリラも一緒につれて帰って頂戴ね」
「…う、うん∪
いつも本当にゴメンね∪」
そう言って名無しは土方と近藤を連れて屯所へと帰っていった。
.