12話
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銀「ハァッ…ハァ……フフフ……名無し〜……俺の…名無し」
襖を開けた先には、壁や天井、床一面に名無しの写真やポスターが飾られており、布団の上に銀時が虚ろな表情で彼女の等身大の抱き枕に抱きついていた。
そして自分を慰めていたせいか、辺りには沢山のティッシュが大量に散らばっており、中には名無しの顔の写真をくりぬいて、他のAV女優の顔に貼付けていたものまであった。
「「「……∪∪∪」」」
新「な…名無しさん
僕…見てはいけないものを見てしまったような気がします∪」
神「ぎ、銀ちゃん…キモイネ∪」
「う、うん…大丈夫……私も2人と同じ事思っていたから∪」
(((つーか、この写真どこから持ってきたぁああ!!)))
「銀ちゃん?
大丈夫?私が分かる?」
名無しは抱き枕を抱きしめて、虚ろな表情になっている彼の近くに歩み寄りそっと肩に触れた。
銀「…………し…………名無しいいいい!!!!」
”ガバっ!!”
「Σヒャァっ!ちょ、銀ちゃん!?」
銀時は目の前に名無しがいることに気付くと、抱き枕を投げ捨て、勢いよく彼女に抱きついた。
銀「名無しの温もり!!
名無しの感触!!!
名無しの声!!!
名無しの臭い!!!
名無しいいいい!!!!」
「銀ちゃん落ち着いて?
もう禁欲生活しなくても良いんだよ」
銀「…ほ……本当…か?
もう…名無しに触れて……いいのか?」
「うん、だってこんなに窶(やつ)れちゃっている銀ちゃんを見たら放っておけないでしょ。
今回の事ちゃんと反省してくれた?」
銀「あぁ……十分した。
俺……俺……名無しが側にいねえと……名無しに触れていねぇと……おかしくなっちまいそうだった。
でも、これからはもう少し…名無しの体の事……考えるから」
「うん、有難う。
じゃあ部屋から出てきてご飯食べよ!
お腹空いてるでしょ?」
名無しは彼に食事をさせようとしかが、銀時は抱きしめていた腕にグッと力を入れた。
「ぇ……銀ちゃん?」
銀「……やっと……やっと名無しに触れる事が出来たんだ…………今からセックスするぞぉおおお!!!!」
「Σはぁあ!!?
何バカな事を!!…ちょ、新八君神楽ちゃん助けて!!∪」
新「あ、僕今日は姉上と約束があったんだ∪」
神「私はそよちゃんと遊びに行く事になっていたネ」
「「じゃあいってきまーす!!」」
これ以上関わりたくなかった二人は、名無しを取り残して家から出て行ってしまった。
銀「名無しいいいい!!!
今日は沢山愛してやるから覚悟しろぉおお!!!」
「い、いやぁぁぁああああああああ!!!!!!∪」
END