12話
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【禁欲生活3日目】
「あれ?そう言えば銀ちゃんまだ部屋に閉じこもってるの?」
銀時の禁欲生活が3日目になった頃、その日の昼過ぎになっても銀時の姿を見なかった名無しは、神楽達に聞いてみた。
新「あ、そう言えば朝から見てないですよね。
朝食も昼食も食べてなかったから食事を持っていったんですけど、『入ってくんじゃねぇ!!』って言って大声で怒ってましたよ」
神「あれはもう親に叱られた子供が、意地でも部屋から出てこないのと同じネ。
大体の引きこもりはそれが原因アル」
「それが原因で引きこもるかは知らないけど、食事をしていないのは心配だね∪
でもたかが禁欲生活でそこまでいじけなくてもいいのに∪」
新「どうしましょう名無しさん∪」
「まぁ、銀ちゃんの事だから糖分が欲しくなったら出てくるわよ。
心配しなくても大丈夫♪」
新「それなら良いんですけど…
でも時々隣の部屋から声が聞こえてくるんですよねぇ」
「声?」
新「はい、何かブツブツと呟いているというか、同じ言葉をずっと言ってるんですよ」
「…それはそれで不気味よね∪
今も言ってるのかな?」
そう言って名無し達3人はそっと襖に耳を近づけ、銀時が何を呟いているのか聞いてみる事にした。
銀「……ブツブツ…ブツブツ」
神「何か言ってるネ」
新「なんて言ってるんでしょうか?∪」
「しっ!静かに!」
名無しは集中して耳を研ぎ澄ました。
銀「……し…
……な……し
名無し……名無し……名無し
名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し名無し」
「「「………∪」」」
新「な…名無しさん∪」
神「…名無し∪
…銀ちゃんが…∪」
「う、うん…∪
言わなくても大丈夫∪
私も二人と同じ事思っているから」
(((とうとう末期だ!!!∪)))
「あ、明日まで!
明日まで様子を見てみよう!!」
こうして銀時の禁欲生活3日目が過ぎていった。
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