10話 あの時に戻れたら……
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その頃さららは万事屋に帰ってきていた。
彼女は目を赤く腫らし、虚ろな表情で自分の荷物を大きな鞄に入れてまとめていた。
【一昨日の夜から朝まで一緒にホテルで過ごした仲じゃない】
……っ
【あまりにもいい男だったからつい頂いちゃったわ】
……ぅ…うぅ
【何度も何度も求めてくるから、久々に私も楽しめたわv】
私は信じていたのに…。
あのとき…銀ちゃんの言葉を!!
【俺ぁ、オメェの事好きだ。
どんな事があっても愛してる】
なのに……
なのに…!
”バンっ!!”
銀「さらら!!!いるのか!!?」
「Σっ!!」
銀「さらら!!」
「…ぎ……銀…ちゃ…ん」
”ギュッ!”
銀「さらら…お願いだ!
話しを聞いてくれ!!」
銀時は彼女の名前を叫びながら家に帰ってくると、そこには涙を流し荷物をまとめているさららの姿を発見した。
どこを探しても見つからず、銀時は不安を抱いていたが、彼女の姿を見た瞬間勢いよく抱きしめた。
「…や……離して……離して!!」
銀「頼む!!俺の話しを聞いてくれ!!!」
「っ……!」
さららは彼から離れようと銀時の胸を押して抵抗したが、彼女を離すまいと抱きしめる腕に力を入れた。
そしてさららも必死な彼を見ると、先ほどまで抵抗していた動きを止めて彼の言葉に耳を傾けた。
銀「………さらら……すまなかった。
俺は……俺は……最低だ」
「………」
銀「一昨日の事……さららには罪悪感しかねぇ」
「………」
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