10話 あの時に戻れたら……
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…信じていたのに!!
…銀ちゃんの事信じていたのに!!
私だけだたんだ!?
私だけが好きだったんだ!!
目から大粒の涙を流し、さららはデパートを出て行くと、そのまま町の中へと消えていった。
銀「クソっ!さらら!!
さらら!!!」
さららがいなくなってから、銀時は急いで彼女の後を追った。
しかし、休日と言う事もあり外にも多くの人たちであふれかえっていた為、一瞬にして彼女を見失ってしまった。
クソっ!!
何でだ!!
何でこんな事に!!
銀時はあのとき自分の安易な気持ちで、ホテルに行ってしまった事と、大好きなさららを悲しませてしまった事を後悔していた。
銀「さらら!!!……ハァ…ハァッ…さらら!!どこだ!!?」
【いらないならそう言ってくれれば良かったのに…】
【……銀ちゃんなんか……大嫌い】
【……大嫌い】
聞きたくなかった。
さららの口から…。
大好きなアイツの口から聞きたくなかった。
銀時は彼女が行きそうな所を無我夢中で捜し回った。
しかし、行きつけの甘味屋、公園、河原、喫茶店、本屋さん。
どこを探しても彼女の姿はどこにもなく、銀時も焦りの表情を浮かべていた。
お願いだ!!
もう一度…話しをさせてくれ!!
もう一度…
ちゃんと合って話しがしたい!!
【あの日…心配なんかする必要無かったんだね】
違う!!
違う!!!
俺はさららにあんな事を言ってほしかったわけじゃない!!
あんな顔をしてほしかったわけじゃない!!
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