10話 あの時に戻れたら……
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「クスっ…うん!
行こうか♪」
銀「っ/////」
銀時の誘いが嬉しかったさららはフワッと笑みを浮かべると、彼女のそんな表情を見た銀時の顔は薄ら赤くなっていた。
10分後、片付けを終えたさららは銀時と万事屋を後にした。
この日の天気は快晴で、見渡す限り青空が広がっていた為、絶好のデート日和だった。
「ねぇ銀ちゃん、どこに行こうか」
銀「そうだな……大江戸デパートと近くの甘味屋、どっちがいいか?」
「ん〜……じゃあ大江戸デパート!」
「よっしゃ、じゃあ行くか」
「うん!」
この選択がいけなかった。
あのときデパートなんか止めて、近くの甘味屋にしておけば……
あんな事にはならなかったのに
このとき、着々と絶望のカウントダウンは始まっていた。
**********
「今日は人が多いね。
セール中だからかな?」
銀「あぁ〜そう言えば新聞の中にチラシが入っていたな
ったく、女て奴は何でこういったバーゲンに食いつくんだか」
「でも銀ちゃんもこの前ケーキのバーゲンがあったとき、メチャメチャ食いついていたけど?」
銀「………∪
さ〜て、さららは何か欲しいものがあったりするか?」
「あ、話し逸らした。
まぁ、いいや。
えっとねぇ……じゃあ髪飾りが欲しいかなv」
銀「髪飾りか。
じゃあ行ってみるか!」
銀時とさららは1階から5階へと移動した。
売り場に着くと、そこには様々なデザインの髪飾りが販売されており、色々手に取っては鏡を見て髪に合わせたりしていると、銀時がそっとさららの頭に一つの簪(かんざし)を刺した。
銀「こっちの方がさららに似合うと思うぜ」
「わぁ〜////」
鏡を見てみると、そこには金色に薄いピンクの桜の装飾が施された簪が刺さっていた。
銀「まぁ…あれだ!
普段家の事も仕事も頑張ってくれてるから…その……銀さんからのボーナスだ!/////」
「ボーナスって∪
…フフ、せめてプレゼントって言ってよ。
でも有難う!銀ちゃん大好き!/////」
滅多にさららにプレゼントをしない銀時だったが、そんな彼の行為が嬉しく、さららは幸せな気持ちでいっぱいだった。
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