10話 あの時に戻れたら……
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「銀ちゃん、起きて!
朝ご飯で来てるよ!」
銀「…ん……んぅ〜……まだ眠ぃ」
神「いつまで寝ているアルか。
定晴ぅ〜!」
定「ワンッ!!」
”ガブっ!”
銀「ぎゃぁああああ!!!
定晴テメェ!!朝っぱらから何してんだぁああ!!」
朝が苦手な銀時は、布団の中でモソモソと寝返りをうちながら、起きようとはしなかった。
朝食も出来ているので、冷めないうちに食べてほしかった
さららだったが、それを隣で見ていた神楽が定晴を呼ぶと勢いよく彼の頭にかぶりついた。
神「起きない人が悪いネ」
銀時は頭から噴水のごとく血を噴き出すと、先ほどまであった眠気は一気に吹き飛んでしまい、ブツブツと文句を言いながら布団から起きた。
新「あ、やっと起きたんですか銀さん
ご飯冷めちゃいますよ」
銀「大人ってもんは色々とあるんだよ。
どんなに前の晩早く寝ようが、次の日はどーしても起きられねぇもんなの!」
「私も朝は苦手だけど、銀ちゃんは寝すぎだよ」
さららはクスと笑うと、お茶碗を銀時に渡した。
「今日は確か仕事が入っていたでしょ?」
銀「あぁ、そうだったんだけどよ。
依頼者が今日じゃなく別の日に変更してほしいって昨日電話が入ったんだよ。」
新「じゃあ今日は仕事は無いんですね?」
銀「まぁ、そういうこったな」
神「じゃあ今日はそよちゃんの所に遊びに行ってくるネ!」
新「じゃ僕はお通ちゃんのグッズでも買いにいってきます!」
仕事が無くなり、その日はフリーなった新八と神楽は、朝食を急いで食べると、出かける準備を始めた。
新八と神楽が家を出て行くと、
さららは朝食の後片付けをやっていた。
食器の打つかる音がカチャカチャと聞こえ、
さららは鼻歌を歌いながら洗い物をしていた。
銀「なぁ、さらら」
「ん?なぁに銀ちゃん?」
銀「今日は何か予定はあるのか?」
「予定は特に無いけど」
銀「じゃあさ、あいつ等もいねぇし……その……デートにでも…行かねぇか?/////」
彼女が洗い物をしているとき、台所にやってきた銀時はさららをデートに誘った。
いつもならソファに寝転がってジャンプを読んだり昼寝をしたりしている彼だったが、この日は珍しく自分から言い出した。
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