10話 あの時に戻れたら……
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あのとき俺は
酔った勢いで、知らない女を抱いてしまった…。
俺には愛する彼女がいたのに
どんな奴よりも、心から愛している彼女がいたのに…。
罪悪感を抱きながら
次の日家に帰ると
何も知らない俺の彼女が
いつもの様に可愛い笑顔を浮かべながら
俺の事出迎えてくれた。
今までどこに行ってたんだと怒る事はしない
浮気でもしてたんじゃないの!?って疑いもしない
涙を流すわけでも、呆れた表情を浮かべるわけでもなく…。
ただ「大丈夫?」と聞いて
心配そうな表情を浮かべていた。
俺は本当の事が言えなかった。
言ってしまったら
アイツが俺の側から離れていってしまいそうだったから…。
だから俺は…あんな事しか言えなかった。
『俺ぁ、オメェの事好きだ。
どんな事があっても愛してる』……と。
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