1話 夢であってくれたら…
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お、俺……マジで取り返しの塚ねぇ事しちまった。
いくら酔っぱらってたからって…俺は最低だ。
キララはこの事を知らない。
知らないから俺が今から家に帰っても、いつもみてぇに笑顔で出迎えてくるんだろーなぁ。
俺はどんな敵からもアイツの笑顔だけは護ってやるんだと誓った筈なのに。
…………∪
俺が奪っちまってんじゃねぇか∪
銀時はシャワーを浴び、女がホテルから出て行った30分後に建物からて出た。
彼の顔からは元気が無く、自宅に向かっている足は近づく度に重くなり、このまま何処か遠い所に行けないだろうかという気持ちでいっぱいだった。
そして、昼になった頃、銀時は自宅前の玄関まで帰ってくると額に冷や汗を浮かべ、プルプルと震える指でインターフォンを鳴らした。
”ピーンポーン”
「はーい!
どちら様…って銀ちゃんじゃない♪」
銀「っ…よ、よぉ∪」
家の中からは愛しいキララの声が聞こえ、扉が開かれると、彼を見たキララはニッコリと笑って出迎えてきた。
先ほどまで知らない女と体を重ねていた事なんか知らないキララは「おかえりなさいv」と声をかけ、そんな彼女の純粋な笑顔を見た銀時は玄関先にも関わらずギュッと抱きしめた。
「っ!////…えっと…銀ちゃん?////
い、いきなりどうしたの?/////」
なぁキララ…
俺が昨晩何処で何をしてたかなんて聞かねぇのか?
もし言ったらキララは怒るか?
それとも泣くか?
それとも呆れて俺の前から消えてしまうか?
俺は…そんなの耐えられねぇ
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