7話 屋台戦争勃発!
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行き交う人の波をすり抜け、カランカランと名無しの履く下駄の音は花火の音とともに消えて行き、二人はどんどん銀時達から離れて行った。
沖田さんの背中って
こんなにも大きかったんだ?
手から伝わって来る温もりも暖かい
総悟に手を引かれ少しすると、小高い丘の上にやってきた。
此処は総悟の穴場スポットらしく、花火を見るにはとても最適な場所だった。
「…すごい……此処から花火がこんなに綺麗に見えるなんて/////」
沖「此処なら暫く邪魔されずにゆっくりする事が出来まさァ」
二人は芝生の上に腰を下ろし、夜空に浮かぶ大輪を眺めていると、その花火が打ち上がる度に、暗闇に包み込まれていた彼女の姿を照らし出していた。
その姿を総悟は横目で見つめ口を開いた。
沖「…名無し」
「ん?なんですか?」
沖「……………」
「…沖田さん?」
沖「…これからは総悟って呼んでくだせェ」
「え…でも」
沖「名無しにはそう呼んでほしいんでさァ
……そして…もっと俺の事を見てほしい……もっと俺の事を知ってほしい
そして、いろんな名無しを知れた時に、来年一緒にまた花火を見やしょう」
「…っ……それ、告白として受け取っても?」
沖「…勿論でさァ。
俺からの精一杯の告白/////」
「分かりました/////
また来年一緒に此処で見られる様に、総悟の事を沢山教えてくださいね」
END