6話 甘党地獄
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【その日の夜】
土「ん〜〜…んゥ……クゥ……んん〜〜∪
や…やめ……止めろ……ぅ……
うわぁあああああああ!!!?」
俺は夜中、生クリームを持って追っかけてくる奴の夢を見て酷くうなされていた。
何処に行ってもあの天パ野郎が出没し、俺が食うもの全てに糖をぶちまけてくる…。
土「ハァッ…ハァッ……あ…何だ?夢か?
…Σいや、この甘い匂い!」
夢かと思っていたが、俺の部屋には明らかに甘ったるい匂いが漂っていた。
土「あんましつこいと公務執行妨害でしょっぴくぞ!!?
出てこいや!!変態甘党天パ!!!##」
何処にいるかも分からない野郎に向かって大声で叫ぶと、俺の部屋の障子が勢い良く音を立てて開かれた。
”バンッ!!”
銀「あぁん?
上等だてめぇ!!」
土「あァン!?
やっぱいたじゃねーか!!!###」
真夜中起きたら巨大な生クリームを両腕に抱え、虚ろな目をした天パ野郎の姿が案の定あった。
銀「フフフフフ…テメーがこの飯を食うまで俺はずっと付きまとってやんよ…フフフ」
土「てんめぇー!!
マジでいい加減にしろよ!!
しょっぴくだけじゃ済まねぇからな!!##
死刑だ!!テメーは死刑決定だコノヤロー!!##」
銀「望む所だニコチンマヨ野郎!」
あの野郎の所為で俺の安眠も妨害され、結局朝まで言い合いが続くと此処なってしまった。
やっと帰ったと思い、疲れた体動かしてゆっくり障子を開けると、空には朝日が顔をのぞかせていた。
土「……##一睡も出来なかった##
…アイツ…次は問答無用で消してやる##」
俺は隊服に着替え、その重たい足取りで食堂へと向かった。
そして今日こそはマヨ丼を食べるべく、冷蔵庫から一本のマヨネーズを取り出し席に着いた。
「…クッソ…気分直しにマヨネーズでも……
Σって生クリーム!!!?」
END