4話 この気持ちに気付くまで
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胸が痛んだのは何でだ?
あのとき俺は……
【名無しはテメーのもんじゃねーんだぞ!!
名無しはなぁ!!】
なんであんな事を言ったのかわからねぇ
なんであんなに頭にきたのかわからねぇ
ただ…一つだけ言えるのは……あの万事屋とは仲良くしてほしくなかった。
そして、俺はあの日から名無しのいる店には行かなくなった。
総悟や他の奴等は相変わらず名無しに会う為に行っているみてぇだが…。
俺もまた前みたいに茶を飲みにいこうかと思っていた。
しかし、今の俺には名無しに会う度胸なんか無かった。
今まで通り仕事に戻ればモヤモヤする事も無いと思い、俺は一切の事を忘れて仕事に没頭した。
沖「土方さーん入りやすぜィ」
土「総悟か…なんだ?書類でも持って来たのか?」
沖「いや、そんなもんを持って来た訳じゃねーでさァ」
土「もんなもんって何だよ!#
こっちはテメェがサボってばかりで迷惑してんだよ!#」
俺は総悟の言葉にイライラしながら、視線はそのまま書類から離す事は無かった。
沖「土方さん、此処何日か様子がおかしいですぜィ
何かありやしたか?」
土「…っ…なにもねーよ」
沖「そうですかィ?俺は土方さんが何もないようには見えねぇんですかねィ」
土「……総悟…テメェ何が言いたい」
沖「……ウジウジしてんじゃねーよ。
副長とあろうもんが上の空で仕事してもらっちゃ困るんだよ。
俺たちは近藤さんや土方さんの指示の元動いてんだ。
今は良いかもしれねーが、もしこれが大きな任務だったらどうする?
俺たち真選組はいつもが死と隣り合わせだ。
指示を出す上司がこの調子じゃ、俺たちは全滅ってことだ」
土「…っ」
沖「いいですかィ?俺たちはアンタと近藤さんに命を預けてんだ。
もし土方さんが何かで悩んでんなら、俺たちのためにもさっさと解決しやがれ
それができねぇなら俺が副長になってやりまさァ
それと今名無しが来てやすぜィ」
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