4話 この気持ちに気付くまで
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「すまねーと思うならさっさと屯所にもどって仕事でもやりやがれ税金ドロボーさんよ~」
土「んぁ?##…今なんてい………た………って何でテメーがこんな所にいんだよ#」
警察に向かっていい度胸じゃねーかと思い、後ろを振り向くと、そこには銀色の天パでやる気の無い顔をしら万事屋がパクパクと団子を食ってやがった。
銀「見りゃ分かんじゃねーか。
団子食ってんだよだ・ん・ご」
「土方さんお茶です」
俺は戻って来た名無しから茶を受け取り一口すすった。
銀「名無しちゃん、今日もこのお団子美味しいね♪
銀さんここの甘味屋で名無しちゃんの顔を見ながら食べないと満足出来なくなっちゃった」
「あはは、銀さんったら大袈裟なんだから!
作ったのは私じゃないのに」
銀「い~や、名無しちゃんの愛がギッシリ詰まっているのがスゲーわかるよv」
なんだ…何でこいつらこんなに仲いいんだ?
土「名無し、こいつと知り合いだったのか?」
「はい、銀さんはオープンの時からほぼ毎日此処に食べに来てくれる常連さんなんですよ!
本当は無理して毎日来なくてもいいんですけどね」
”ツキンッ”
っ!……なんだ……今胸が痛んだような
こいつの甘党っぷりは知ってたが、まさかほぼ毎日此処に来ていたとは…。
銀「銀さん無理なんてしてねーよ!
ここの団子は好きだし、名無しちゃんも大好きだしね」
何気持ち悪ぃ事言ってんだコイツは!!#
名無しだって困ってんじゃねーか!
営業妨害でしょっぴくぞ##
「…え/////ま、また~銀さんったら」
”ツキンッ”
…っ……あ、…まただ
銀「冗談なんかじゃねーよ。俺はどちらかというと名無しちゃんに会いに来てるんだけどな~
ねぇ、今度銀さんとデートしない?」
”ガタン”
「名無しはテメーのもんじゃねーんだぞ!!
名無しはなぁ!!
……Σハッ………!!∪」
……俺は今何て言おうとした?
…なんでこんなに…
銀「なになに?どーかしたの多串君」
「あ、あの土方さん?…どうかしましたか?」
土「あ……いや…なんでもねぇ。
悪ぃ…用を思い出したから戻るわ」
「…あ…」
名無しが何かを言いた気な表情で見ていたが、俺はその場から逃げる様にして屯所へと戻った。
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