21話 好きになった彼は変態でした
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そのころ名無しは勢いで万事屋を出て行った後、近くの河原で溜め息をつきながら項垂れていた。
「はぁ〜…銀ちゃんにはあんな事言っちゃったけど…∪
どうしたら良いんだろう
東城さんとは話しなんてした事無いし…
それに急に九ちゃんのお屋敷に行っても迷惑になっちゃうよね
ん〜…でも少しでも良いから東城さんと仲良くなれるきっかけが欲しいし…∪」
九「東城がどうかしたのかい?」
「Σっ!き、九ちゃん!?∪
な、な、何で此処に!?∪」
周りには誰もいないと思っていた為、名無しも独り言を口に出してしまっていると、彼女の背後から聞き覚えのある声が聞こえてきたので、振り向くとそこには九兵衛の姿があった。
九「僕はちょっと買い物に行ってて、これから帰るところだよ」
「そ、そうだったんだ∪」
九「でも名無しちゃんがこんなところで一人だなんて珍しいね?
銀時達と一緒じゃなかったのかい?」
「ははは∪
ちょっと喧嘩しちゃって万事屋を飛び出してきたの」
九「そうだったのか
もし良かったら今から僕の屋敷に来ないかい?」
「え!?いいの!?」
九「勿論だよ
それに東城にも用があるんだろう?」
「っ!/////」
キャァーーー!
もしかしなくてもさっきの独り言確実に聞かれてたぁーー!
「っ!
も、もしかして…東城の奴名無しちゃんに何かしたんじゃ!?」
「違う!違う!
東城さんは何もしてないよ!∪
ただ…そ、その…//////」
九「?」
「や、柳生四天王一の実力を持つお方だって聞いたから、どんな人なのかなぁ〜って思っただけだよ!∪」
名無しはその場を何とか誤摩化しながら苦笑いを浮かべていると、九兵衛も「そうだったんだね」とこれ以上聞く事はしなかった。
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