21話 好きになった彼は変態でした
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銀「いいか名無し
あんな変態ロリコンは絶対に止めるんだ
どうしてもって言うなら銀さんにしておきなさい
銀さんならアイツより若いしカッコイイし強いし…「私は銀ちゃんじゃなくて東条さんがいいの!」
銀「Σっ!(ガーン)」
神「あ、銀ちゃんが死んだアル」
名無しは自分の隣でショックを受けている銀時を揺さぶりながら、普段彼には絶対にしない依頼を今回頼む事にした。
「ねぇ銀ちゃんそれで私から依頼をしたいんだけど…」
銀「やだね」
「どうしてよ!?
まだ依頼内容すら言ってないじゃない!」
銀「言わなくても分かるっての
どーせアイツとの中を取り持ってほしいとか、もっと仲良くなれるようにデートに誘ってほしいとかだろ?」
「そこまで分かってるなら話しは早いわ♪」
銀「だから俺はパスっつってんの~」
銀時はやる気のない態度で近くにあったジャンプに手を伸ばし、読みかけのページをパラパラと捲っていると、名無しは少し不機嫌な表情を浮かべていた。
「何でよ!
依頼は何でも受けるのが万事屋なんでしょ!?」
銀「客からの依頼は受けるが名無しはここの従業員だろ
俺は従業員の依頼は受けねぇの
分かったら諦めるこったな」
「~~っ#
分かったわよ!もういい!
銀ちゃんなんかに頼まない!!
私一人で何とかするもん!」
新「あっ、ちょっ名無しさん!」
神「名無し!」
名無しは銀時の態度にとうとう激怒し、新八と神楽が彼女の名前を呼んで引き止めようとしたが名無しは万事屋を出て行ってしまった。
新「銀さんいくら何でもあの言い方はないですよ!
従業員の依頼は受けないって…今までだって僕や神楽ちゃんを助けてくれたりしたじゃないですか
なのに何で…」
神「名無しのあの様子は真剣だったネ
…銀ちゃん放っておいていいアルか?
名無しの事だからあの変態の正体を知らないまま近づいたらロリコンの餌食にされてしまうネ!」
銀「丁度いいじゃねぇか
俺達がどんなに止めておけって言っても聞く耳もたねぇなら、自身の目でアイツの本性を見た方が諦めもつくだろうよ」
新「で、でも!」
銀「はいは~いこの話しはお終い
俺ちょっとパチンコ行ってくっから留守番頼んだぜ~」
ポリポリと頭をかきながら銀時は万事屋を出て行った。
神「なんだよアレ!
銀ちゃんは名無しのこと心配してないアル!
新八ィ!こうなったら私達だけでも名無しを助けに行くネ!」
新「ったく、銀さんって本当に素直じゃないんですから!
こんな時にパチンコなんてよく行けるよ!#
名無しさんの事心配じゃ……ん?」
新八は銀時の机の上に視線を向けると、そこには彼の財布が起きっぱなしになっていた。
ーーこれ…銀さんの財布
…もしかして…銀さん
新「クスっ…本当に素直じゃないなぁ」
神「新八どうかしたアルか?」
新「あ、いや!
何でもないよ!
さて、僕達も名無しさんのところに行こうか」
神「おうよ!」
彼の財布を見つめヤレヤレと苦笑いを浮かべた新八は神楽と一緒に万事屋を後にすると、先に出て行ってしまった銀時を追いかけていった。
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