19話 この恋に気づくまで
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その日の夜神楽は将軍の妹である、そよ姫様の城へ泊まりにいった。
新八も自分の家に帰ってちまったし、この家には俺と名無しの二人っきりだった。
以前までは名無しの事が好きだって気付いてなかった分、普通に話したりテレビを見たり話しをしたり、なんて事無い時間を過ごしてたんだけど…。
自分が名無しの事を好きだを知ってから、今のこの時間どうしていいか分からなかった。
ど、どどどどどうしよ〜〜〜!!!!/////
意識してる!!俺絶対意識しちゃってるよ〜〜!!!/////
だって名無しとこの家で二人っきりだよ!?
俺達以外誰もいないんだよ!!∪
好きだと気づいてから……名無しの行動や仕草がスゲェ気になってるしぃ!!!/////
何これ!?
銀さんどうしたらいいんだよ〜〜!!!
「ちゃ………ちゃん…………銀ちゃん!」
銀「Σどわぁああ〜〜!!
な、な、なんだ名無しか//////」
「何だじゃないわよ∪
ボーッとしてどうしたの?」
銀「へっ!?…あ…いやっ!
全然何でも無い!!/////」
「そう?
なんだか顔も赤いけど」
銀「気のせい!!
全然気のせいだから!!/////
あ、あぁ…それよりもさ!
…えっと…き、今日は何でマヨラと一緒だったわけ?」
って何を聞いてんだ俺〜〜!!!
「え?…あぁ、あれはね土方さんの上司の松平さんって方がいて、その人の娘さんが今度誕生日なんだって!
それで松平さんが今度の休みに買いにいくから、土方さんに良いものが無いかを探しておくように命令してたみたい
でも土方さんじゃ女性が好むプレゼントがどれか分からないから、私に意見を聞きたかったんだって♪
まぁ確かに土方さんじゃどれが良いかなんて分からないわよね!
間違ってもマヨネーズなんて選ばれても困っちゃうし!」
…なんだ…そうだったんだ
名無しはただプレゼントを選ぶのを手伝っただけってわけか…
銀「…は、…ははは
なんだ…クククっ…そうだったんだな!」
「えっ!銀ちゃん急に笑い出してどうしちゃったの?∪」
俺ってすげぇダサっ!
銀「名無し、今日はゴメンな」
「もう、その事は気にしてないよ」
銀「俺さ、勝手に勘違いして、勝手に焦って…勝手にヤキモチ妬いて、すげぇガキだったわ」
今なら言えるような気がする
今ならちゃんと自分の気持ちを…
銀「悪ぃ名無し…。
…名無しの事好きになっちまったわ
…どうしようもねぇぐらい…/////
名無しの事が好きだ/////」
俺は小さく微笑むと、自分の方に名無しを抱き寄せて耳元で囁いた。
「っ/////……じ…じゃあ…これからも私の為にヤキモチを妬いて…。
私の為に沢山勘違いをして…。
ーーそして…私の為に……また手を付かんで連れ去って
私も…銀ちゃんの事、だ…大好きから/////」
その時の名無しの顔は真っ赤で、目に涙を浮かべていた。
それが嬉し涙って事は俺でも分かってる。
今回は新八に感謝だな…。
銀「クスっ……あぁ、分かった
…もう離さねぇから/////」
END