19話 この恋に気づくまで
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あぁ〜でも「ゴメンね」と無邪気に笑っている名無しの笑顔には本当癒されるよ。
あ、もしかして名無しってゆるキャラ的存在なのかも
俺は大きく背伸びをしながら近くにあったジャンプに手を伸ばし、いつものようにソファに寝そべると、ジャンプを顔に乗せて昼寝をする事にした。
その時だった…。
”ジリリリリン!”
”ジリリリリン!”
あぁ〜…うるえぇなぁ〜#
銀さん今から寝るんだよ!##
…ったく何処の非常識野郎だ##
寝ようとした時、タイミングよく電話の呼び鈴が部屋中に響き渡ると、洗濯物を畳んでいた名無しが電話に出た。
「はい、万事屋銀ちゃんです
…あ、土方さん」
何?
マヨラ野郎?
「はい…はい…」
んだよ…一体アイツと何話してんだ?
俺は寝る事を忘れて電話の無い様に意識を向けると、俺は名無しの声に耳を傾けた。
「今からですか?
はい…はい………分かりました。いいですよ」
何?
これからどっか行くのか?
「はい、じゃあ後ほど」
5分ぐらい続いた電話は終わり、名無しの手に握られていた受話器はガチャンと音をたてて戻された。
「銀ちゃん…銀ちゃん」
俺が寝ていると思ってると思っている名無しは遠慮しがちに体を揺さぶると、俺は顔にかかった本をズラして視線を向けた。
銀「んぁ〜どうした名無し?」
「あのね、さっき土方さんから連絡があって、ちょっと付き合ってほしいって言われたの」
銀「…え?…付き合うって何に?」
「ん〜…詳しくは聞いてないんだけど、一緒に来てほしい所があるみたい」
銀「今から?」
「うん、そうだよ。
夕方ぐらいには帰ってくるからお留守番宜しくね」
銀「え…あ、あぁ」
まぁ別に名無しが誰と会おうと、俺には関係無ぇことだし…
それに別に付き合ってるわけでもないから…
全然気にならないし…
そんな事思っていると、名無しはさっさと身支度を整えて万事屋から出て行ってしまった。
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