19話 この恋に気づくまで
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ここ万事屋に、新しく仲間が加わった。
名前は名無しーー。
とても優しくて、女らしくて、気が利いて、いつも俺や新八、神楽には笑顔で接してくれる…。
俺の周りにはゴリラ女か、ストーカー女か、クナイを投げてくる女か、男になりたい女…∪
一言で言えば、”まともな女”なんて、そんな贅沢な奴なんていなかったさ。
ん?…まともな女って贅沢なのか?
まぁ別にそこは問題じゃねぇが、銀さんの疲れきった心をいつも癒してくれる!
銀魂にはそんなオアシスのような存在なんていねぇから、俺としては今のこの環境がスゲェ居心地いいわけよ!
名無しが万事屋の一員になってくれた事で、家の中はいつも明るくて神楽や新八も名無しに対してスゲェ心を許してた。
神楽に至っては名無しの事を本当の姉ちゃんみたいに思ってるし、新八は……まぁアイツには一応ゴリラっぽい姉ちゃんがいるからな。
俺としては……ん〜〜…どんな存在なんだ?
妹?……いや…違うな
娘…ってんなわけあるかぁコノヤロー!!
銀「ん〜〜」
「…ん?
銀ちゃんそんな怖い顔してどうしたの?
私の顔に何かついてる?∪」
銀「えっ…!…あ、いや別にっ!」
やべっ!∪
俺とした事が、声に出てたのか!?∪
名無しの事を無意識の内にガン見していたらしく、首を傾げながら俺の方をみていた事に俺も少し焦ってしまった。
神「おい天パ
何汚ねぇ目で名無しの事視姦してるネ
名無し気をつけるアル
この男、名無しの事厭らしい目つきで撫で回すように見てるネ」
新「し、視姦!?∪
…銀さん、僕見損ないましたよ」
銀「んなわけあるかぁ〜〜!!!
神楽テメェ適当な事言ってんじゃねぇ!!#
名無しちゃん!違うからね!
銀さん別に視姦とかしてないからね!!∪」
「う、うん∪
大丈夫だよ銀ちゃん
私は気にしてないから」
新「って言ってる割りには神楽ちゃんの後ろに隠れていますね」
「あ、あはは∪
気のせいだよ気のせい!」
名無しは笑いながら誤摩化そうとしていたけど、俺は少し泣きそうになった。
いや、既に心は泣いているのかも……∪
「それより銀ちゃんどうかしたの?」
銀「…え?」
「だってさっき私の事見てたでしょ?
何か言いたい事でもあったのかなぁって思って」
銀「ぁ…いや、別に何でもねぇよ
ただ考え事してただけだし」
「ふ〜ん…銀ちゃんでも考え事するんだね?」
銀「当たり前だろ〜
銀さんを何だと思ってんの∪」
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