18話 2人の兄的存在
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「47…48…49……これで50本っと!」
名無しはお目当てのコーナに行くと、棚に陳列されていたマヨネーズをカートの中に入れていった。
普通じゃあり得ない程の本数が、カートいっぱいに積み込まれていく度に、周りのお客さんは変なものを見るかのような視線を名無しに向けていた。
店員「いらしゃいま……せ…∪」
「……あ…あはは∪」
……し、視線がメチャクチャ痛い∪
そして何より……
恥ずかしい…/////∪
一人で買うにはあまりにも多すぎる量のマヨネーズを見た店員さんは一瞬驚きの表情を浮かべると、彼女は苦笑いを浮かべる事しかできなかった。
名無しは急いで買い物を済ませ、恥ずかしそうに外に出るとこれをどうやってもって帰ろうか悩んだ。
「此処から屯所は少し遠いしなぁ〜∪
悩んでても仕方ないか。
取りあえず頑張って…「名無し〜!!」
「え?」
”ギュ!”
「ンっ…んんぐ!∪」
自分の名前を呼ぶ声が聞こえてきたと思った次の瞬間、抱きつかれたと同時にいきなり視界が真っ暗になり、その上急に息ができなくなってしまった。
驚きと苦しさのあまり名無しは抱きついている相手の背中をバンバンと叩くと、それに気づいた相手は彼女を解放した。
「プハァっ!∪
し、死ぬかと思った∪」
銀「ははは、悪かったな」
「銀ちゃん!?
もういきなり抱きついてこないでよ∪
ビックリしちゃったじゃない」
銀「名無しの姿が見えたからついなv」
「そう言えば、銀ちゃんここで何してるの?」
銀「あぁ〜俺は長谷川さんに呼び出されてよ」
「どーせパチンコでしょ」
銀「Σえっ!?…いや…そんなんじゃ∪」
「あまり遊んでばかりで新八君達に心配かけちゃ駄目だよ」
銀「名無しちゃんが今のバイト辞めて、俺の側にずっといてくれるなら考えちゃうけどv」
土「名無し!」
「ん?…あ、副長さん!」
銀「…ゲっ」
名無しの事を超溺愛しているい銀時は、場所関係なく再びギュッと抱きしめていると、彼等の背後から再び聞き覚えのある声が聞こえてきた。
銀時と名無しは声のした方に視線を向けると、そこには荒い息づかいをした土方の姿があった。
.