17話 不器用な俺
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「………ん
ーー土方…さ…ん?」
土「っ!…名無し
大丈夫か!?」
名無しが眠っている側でずっと看病していたが、俺はいつの間にか眠ってしまっていた。
いつか目を覚ますとそう思い、俺は苦しそうにしている名無しの隣でずっと見守る事しか出来なかった。
あれからどのくらい時間が経ったかは分かららねぇが、名無しの声が聞こえてきたので、俺はハッとして目を覚ました。
「ーー銀…ちゃん…は…?」
土「アイツは屯所だ。
雨漏りが酷くてな…。
あいつ等に頼んだんだ
ーーそれで変わりに名無しを見ててくれって頼まれてな」
「…そっか……」
土「……………」
「……………」
土「………名無し」
「…?」
土「昨日は……その……悪かった」
「…ううん……私の方こそ…土方さんの気持ちも考えずに…ゴメンね」
土「いや、悪いのは俺の方だ…。
…仕事を理由に名無しを悲しませちまった
俺とのデート…折角楽しみにしててくれたのによ
……あれから頭を冷やして考えて…悪かったって思ってる
もう悲しませねぇから
…もうあんな思いさせねぇから
……名無し…愛してる
何よりも……誰よりも
俺にはお前だけだーー。」
「うん……私も土方さんが大好き」
”チュ…”
あれ…?
さっき私土方さんとキスしてたよね?
なんだか違うような気がーー。
まぁ…いっか
END