16話 スロット一攫千金?
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ある日、新八と神楽と名無しは一件のお店の前に来ていた。
神「あ、名無しが来たアル!」
「新八君!神楽ちゃん!」
新「名無しさんも呼び出されたんですね?」
お店まで走ってきた名無しは少し息を切らしながらやってくると、そこには新八と神楽の姿があった。
今からさかのぼる事1時間前、名無しの携帯に1件の着信が入った。
お団子やでバイトをしていた名無しは、なかなか電話に出る事が出来なかったので、空いた時間に留守電を聞くと、その声の持ち主は名無しの彼氏である銀時からだった。
【名無し…大変だ!!緊急事態だ!!
とうとう奴が現れた!!
奴が…今まで俺に姿を現そうとしなかった奴が!!
ハァッ…ハァッ…今から言う場所に急いできてくれ!!
神楽と新八にはもう連絡をしている!!】
留守電には、ものすごく興奮した声の銀時がメッセージを残していたため、名無しもただ事じゃないと思い、急いでお店を飛び出してきた。
「銀ちゃんの声、何だかいつもと違ってたから心配になっちゃて∪
新八君達のところにも連絡があったんでしょ?
どんな要件か銀さん言ってた?」
新「それが僕たちの方にも詳しい事を言ってなかったんで…
でも銀さんとてもテンパってたんで心配になって僕と神楽ちゃんも急いできたんですよ」
神「銀ちゃんもしかしたら何か危険な事に巻き込まれたかもしれないネ!
二人とも早く行くアル!」
「そうだね!
中で銀ちゃんが待っているかもしれないし!」
名無し達は中で待っている銀時に合う為に店内に入って行った。
***********
「銀ちゃん大丈夫!?」
神「銀ちゃんどうしたアルか?」
新「緊急事態って言ってたから来ましたけど…
めちゃめちゃカジノじゃないですか∪」
神「テメェ何やってんだこんなところで」
「どうして私たち呼び出されたの?」
銀時を見つけた名無したちは、彼が座っているところまでくると、そこには真剣な表情を浮かべた銀時の姿があった。
そして…
銀「お金を貸してください」
新「いきなりクズか!!
一体どうしたんですか∪」
「え?…何?スロットで負けたの?∪」
銀「いや、負けてない!
決して負けてないんですけど…!」
新「いや負けてますよね?
スロットで負けたから借金しようとしてますよね?」
銀「いいや負けてない!!
君達にお金を借りて勝つから、まだ負けてない!」
神「もうクズじゃねぇか!!#
直ぐに止めるアル!!」
銀「いや、違うんだよ!!
もう天上なんだよ!!」
「何よ天上って…∪」
※【天上】とはパチンコ用語でパチスロでは「ボーナスなどが必ずかかる最高ハマリ値」を指す。 By 管理人
銀「あと5回ぐらい打ったら確実に大当たりする!!」
新「いや、意味わかんねぇよ!!」
.