15話 小さな嫉妬
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
俺は恥ずかしさのあまり下を向いた。
名無しと目を合わす事なんてできねぇ
俺は最低だーー。
「クスっ…ありがとう総悟
こんな私を好きになってくれて
ありがとう、いつも私の事を見ててくれて
ありがとう、いつも私の事を想っていてくれて
ありがとう、こんな私に嫉妬までしてくれて
そして、大好きだよ総悟/////」
沖「っ!/////」
「私もこれから総悟の事いつも想っているからー。
いつも見守ってる
いつも好きでいる
いつも嫉妬している…。
だからもう不安にならなくて大丈夫だよ」
嬉しかった…。
嬉しくて、嬉しくて、嬉しすぎてーー。
俺は更に名無しの事を強く抱きしめた。
「苦しいよ」なんて言っているが、そんな事どうだって良い…。
俺は今、少しでも多く名無しの温もりを感じて置きてぇんだ。
「さて、そろそろ屯所に帰ろうか?
お団子だってまだ食べてないしね
それに土方さんだってあのままだからね」
沖「あぁ〜土方の野郎はもう暫くあのままでいいでさァ」
「Σえ!?良いの!?∪」
沖「暫く放置しててもあのしぶとさは伊達じゃねぇからな
それに、名無しと折角二人っきりになれるんだ。
余計な邪魔者は必要ねぇでさァ」
「……後で怒られても知らないからね」
俺は暫く土方をそのばに残し屯所へと帰る道中、ずっと名無しの手を握ったまま離さなかった。
もう離さねぇ
名無しの事を護るのも
笑顔にするのも
隣に居るのも
これからは俺の役目だからーーー。
END