15話 小さな嫉妬
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あぁ…俺ってホントに格好悪ィーー。
俺ってこんなにも弱かったのか?
好きな女がいるなら、直にでも告白しちまえば楽なはずなのに、それをしないのは「もしフラれたらどうしよう」という己に自信が無いからだ。
沖「……はぁ~」
あぁ…マジで何なんだよ
もう溜め息しか出ねぇ
内心そんな事を呟きながら、俺は部屋に戻るなりアイマスクを身につけて、深い眠りへと落ちていった。
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ーーん…此処は?
【総悟、聞いてくれる?】
っ…名無し
あ…名無し!
俺…俺、ずっと名無しに伝えたかった事があるんだ!
【私も総悟に伝えたかった事があるの】
…え?
【総悟、私ね…好きな人が出来たの】
…好きな人?
【うん、とても大切な人…。
いつも側に居てくれて、私の事を護ってくれるの】
ーーそ、それって…誰なんでィ
【それはねーーー土方さんなの////】
…っ!
………土方さん……だと?
土【そう言う事だ総悟、これからは俺が名無しを護る
もう金輪際名無しに近づくな】
ーー嘘だ
ーー嘘だ!
俺は認めねぇ!
ーーー絶対に
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